コミック版 100円のコーラを1000円で売る方法
これを読んだ。
- 作者: 永井孝尚,阿部花次郎
- 出版社/メーカー: 中経出版
- 発売日: 2012/12
- メディア: 単行本
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文章のみの対話形式で物語が進んでいくバージョンのもあるが、対話形式のは個人的に読みにくいので、コミック版を買った。
コミック版だと図が入るから理解しやすい。文章版も図は入っているかもしれないが。
キーポイントになる事柄は以下のとおり。
- 事業定義の仕方
- 顧客の課題を把握すること
- 顧客期待値の価値を上回る創造
- マーケットリーダー以外は価格勝負は避けるべきこと(新市場での競争以外)
- バリュープロポジションを満たす製品をつくる
- パートナーとWin-Win関係を作る
- プロダクトセリングではなく、バリューセリングを重視
- 顧客中心の視点をもった戦略的一貫性にもとづいたマーケティングコミュニケーション
- キャズム理論
これ、今激戦、かつ、変化が激しい通信業界に当てはめるとどうなるんだろうか。
バリュープロポジションとか難しいよなあ。
顧客が望んでいる価値で、ライバル社が提供できないで、自分達だけが提供できる価値って今の通信業界では中々難しいのかな?
結局、一歩先の技術を使った高速サービスを提供しても、他社にすぐ追随されるような状況だし。他の付加価値もあっても多くの人が使わないようなサービスだったり(iコンシェルとか)
リッツカールトンで、見た目を飾ったりして付加価値をつければ、うまい棒でも1本100円で売れるかな?