日記ときどき読書感想文

プラス/マイナス思ったことをつらつらと。そのほとんどは思いつきです。

大菩薩峠

 

大菩薩峠

なんか大それた名前。

実際にまだ健在だ。東京の西の方にある。いつか行ってみようと思う。

 

ツイッターでおもしろいというつぶやきを見たので読んでみた。

青空文庫で。無料なので試し読みし放題。

 

開幕、いきなりおじいさんが剣士に後ろからばっさり切られる。

切られる理由などの背景の記述はとくにない。

突然後ろを向けとおじいさんに言い、後ろを向いたとたん、ばっさり切るのだ。

これには、なんだかあっけにとられた。

 

しかし、そのよくわからないところが、なんとなくいい。

そして物語はこの切った剣士からはじまり、その剣士の周りに出てくる登場人物にもフォーカスしつつ進んでいく。

いろいろな出来事はあるが、物語は淡々と日常を表現していく。

そこに何か目的があるとは思えない。

著者も最終的にどうしたいとか思っていなかったような内容だ。

 

すごい長いので、まだ全然読んでいないが、少しずつ読み進めてみようかと思う。