SOSの猿
これ読んだ。
- 作者: 伊坂幸太郎
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2012/11/22
- メディア: 文庫
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いつも本を買う時は裏の簡易あらすじを読んでおもしろそうかをまず判断し、
次に最初の5ページくらいをぱらぱらと読んでみて、買うと決めることが多い。
最初本屋で見かけた時は、背表紙のあらすじを見ても、よくわからなさすぎて、微妙かなと思って買わなかった。
しかし、再度本屋に行って見かけた時は、やっぱり好きな作家の伊坂幸太郎の小説だし、なんというか義務感に駆られて、勢いで買ってみた。
読み始める。
しばらく進めると、伊坂幸太郎特有の不思議な感じ。あのよくわからんという感じ。
そこが心地いい。
悪魔祓い、西遊記、株の誤発注と一見つながりがない要素が物語の構成を作っている。
物語もよかったけど、個人的には、二郎というキャラとその母親の会話が好きだったなあ。
この現実の生きづらさを感じる世の中の癒しになるっぽいセリフが散りばめられていて。
まあ、そこに注目してしまう時点で、自分の心はつかれているのかもしれない。
この小説、SARUというタイトルの漫画との共同企画?らしい。
その漫画と対になる物語とのこと。漫画の方は読まないかも。。。
別に面白くなかったというわけではなく。
あーあ、明日は月曜か。。。
この記事とは関係ないけど。