日記ときどき読書感想文

プラス/マイナス思ったことをつらつらと。そのほとんどは思いつきです。

オー!ファーザー

伊坂幸太郎著の新しい文庫本が出ていたので購入。

オー!ファーザー (新潮文庫)

オー!ファーザー (新潮文庫)

 

かなりのボリュームだった。

500ページ以上か。

 

4人の父親とその息子が繰り広げる物語。

4人の父親っていう設定について、なんだろうって興味が惹かれた。

なんとなく、バイバイブラックバードと被る気がした。

あれは何股か忘れたけど、主人公が複数の女性と付き合っている設定だった。

 

 

読んでいて思ったことは、主人公の由紀夫は恵まれていないようだけど、恵まれてる。

4人も父親がいるのって心強い。しかも、一人ひとり頼もしいからなおさらだ。

自分にもこんなふうに複数父親がいると面白いかもしれない。なんて思った。

 

きっちり伏線的なものも最後には回収するのは流石と思った。

しかし、母親が出張していた理由がよくわからないまま終わったのが、うーんといったところか。

これは読者の想像に任せたのかもしれないし、特に重要な意味をもたない要素だったのかはわからない。

 

しかし、関係ないけど、最近長編読むのは骨が折れる。

もういろいろと歳なのかもしれない。