日記ときどき読書感想文

プラス/マイナス思ったことをつらつらと。そのほとんどは思いつきです。

野心のすすめ

本屋行ったら、売れてますッて書いてたので、興味本位で買ってみた。

POPの威力はあなどれない。

 

野心のすすめ (講談社現代新書)

野心のすすめ (講談社現代新書)

 

林真理子氏のことはまったくしらない。昔有名だったようだが。

読んだ感想。

全体を通して感じたことは、この人は自分大好きなんだろうなあというナルシズム。

ナルシズムまでいうと言いすぎかもしれない。だが、それに近いものを感じた。

でも、自分を好きなことはいいことだ。

 

 

自己の写真を合間に挟みつつ(写真はいろんな意味で正直いらないと思った)、私が〜、私は〜、ルンルンが〜と自分がいかに努力してきたか、欲求を持って物事にあたってきたか、運がよかったか、◯万部売れたとか、読んでて「またか」と思ってしまった。

数回出てくる「ルンルン」に、ルンルンってなんだよ・・・と思ってしまう。

ルンルンを買っておうちに帰ろうっていうデビュー作を読んだほうがいいのか。

 

自分の体験をもとに、野心をもつことの重要性を説いているのでそういう記述になるのはわかるけど。

読んでてしつこさを感じる。

 

ベースとなっている価値観はバブル世代の方々とほぼ同じだと思う。テーマになっている事柄をバブル世代の方に聞いても、この本に書いてるのと同じような価値観が聞けるんじゃないかな。

まあこの方もバブル時代の経験者だと思うから当然か。

 

何かに似てるなあと思ったら、「引き寄せの法則」だった。

野心を持て、いい生活をイメージしてたからこうなった。とか引き寄せの法則に似てるなあと思った。

 

この本は感覚的に自分には合いませんでした。