オレたち花のバブル組
早速読んだ
これもドラマ化されているエピソードだ。
ドラマの後半部分だったかな。
ドラマと違うのは、父親が自殺していないのもそうだが、そのときの半沢の実家の担当だったのが、大和田ではなかった。
原作では、大和田は半沢の実家とは関係がない。
したがって、半沢が復讐をする場面がない、つまり大和田の土下座の場面は出てこない。
物語の構成はドラマとほぼ同じ。
これ読んでて思ったんだけど、この物語は、著者が銀行員だったことも有り、著者の想いを代弁しているような気がした。
自身の経験からの銀行への戒め、銀行を去ったとしても生きていけると思う半沢の想いなど。
自分がとくに著者の想いが反映されていると思う場面を書くと、
近藤「人生は変えられる」と田宮電気の野田に言う場面と、
最後の締め、
人生は一度しかない。たとえどんな理由で組織に振り回されようと人生は一度しかない。
という部分。
ここに著者の想いが込められているような気がした。
※自分の勝手な想像です。