海賊とよばれた男
上下読んだ。
出光興産の出光佐三をモデルにしてかかれたフィクション小説。
主人公の国岡はどんなに敵を作っても自分なりの哲学を貫く。
国の規制に立ち向かう姿勢は、ヤマト運輸のそれに似てた。
すごいですよ。何回も潰れそうになっても諦めない姿勢と、立ち回り方は。
しかし、最終的には大企業にまで成長するけど、経営哲学は今で言うブラック企業そのもの。
読んでてすごいと思う前に、国岡に忠誠心をもつ部下たちの言動とか行動を見て、そこまでして働くのは無理だわと思った。
国岡がすごい人物とはわかるけど、宗教のように部下たちが慕っている、、、、
または迷信してるかのよう。
昔読んだらすごいと思うけど、今はもうそうは思えないなあ。
やはり人の考えってのは変わるんだなあ