日記ときどき読書感想文

プラス/マイナス思ったことをつらつらと。そのほとんどは思いつきです。

海賊とよばれた男

 

海賊とよばれた男(上) (講談社文庫)

海賊とよばれた男(上) (講談社文庫)

 

 

 

海賊とよばれた男(下) (講談社文庫)

海賊とよばれた男(下) (講談社文庫)

 

 上下読んだ。

出光興産の出光佐三をモデルにしてかかれたフィクション小説。

主人公の国岡はどんなに敵を作っても自分なりの哲学を貫く。

国の規制に立ち向かう姿勢は、ヤマト運輸のそれに似てた。

 

すごいですよ。何回も潰れそうになっても諦めない姿勢と、立ち回り方は。

しかし、最終的には大企業にまで成長するけど、経営哲学は今で言うブラック企業そのもの。

読んでてすごいと思う前に、国岡に忠誠心をもつ部下たちの言動とか行動を見て、そこまでして働くのは無理だわと思った。

国岡がすごい人物とはわかるけど、宗教のように部下たちが慕っている、、、、

または迷信してるかのよう。

 

昔読んだらすごいと思うけど、今はもうそうは思えないなあ。

 

やはり人の考えってのは変わるんだなあ