銀翼のイカロス
読んだ
ストーリーのヒントとしたのはJAL破綻なのは間違いないだろうと思った。
帝国航空の経営不振を軸に政治問題などがからみ合ってそれを半沢が解き明かす。
はじまりは、副頭取の遺書から始まり、帝国航空再建にむけ、債権放棄をするかどうか、駆け引きを交えながら物語は進んでいく。
ストーリーの要となっているのは
銀行員の誇りとは何か
という問いかけだと思った。
が、なんだかクサイ。昔のハードボイルドを読んでいるかのよう。
読んだことないけど
ドラマでキメ台詞となっていた、「やられたら倍返しだ」のセリフが出てくる。
今までの作品で似たような内容の発言はあったけど、ドラマとほぼ同じセリフが出たのはこの作品が初じゃないかなあ。。
そのセリフを見た時、ああー言っちゃったと思った。
この作品が安っぽいものに感じられた。
なんかわからないけど、そのセリフを見た時、それ以降を読む気がなくなった。
読んだけど。