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日記ときどき読書感想文

プラス/マイナス思ったことをつらつらと。そのほとんどは思いつきです。

貯金兄弟

帰りに暇だったのでこれ買ってみた

貯金兄弟 (PHP文庫)

貯金兄弟 (PHP文庫)


義父に虐待を受けている兄弟が、弟の特殊能力パイロキネシスで起こした火災をきっかけに家を出て、兄は浪費、弟は貧乏性ゆえの節約という全く違う金銭感覚を持ちながら進む2人の人生物語

パイロキネシスの設定は必ずしも必要じゃなかったんじゃないかなあ
もともとの趣旨はお金にフォーカスしたストーリーなので

兄は大卒、大企業で派手な生活を好む、賃貸派、浪費が好き
弟は生涯賃金を考慮して高卒を自ら希望、消防士、持ち家派、節約が大好き

2人の対極にある生活スタイルに沿ったお金に関するうんちく物語

弟は貧乏性で、自分の人生を全てお金の数字に置き換える生活スタイル
これはこれでローンの金利など勉強してていいなと思うんだけど、そんな人生果たして満足できるんだろうかって思える内容

兄は経験が大事、お金は使った分はまた稼げばいいというスタイル
自分はこっちに同意する

弟は高卒で公務員になったほうが生涯賃金は上だし安定もしてる
大卒になっても一流企業に入れるとは限らないとか言ってるのみて、最後まで消防士でいれるということがベースになってるのはおかしい

上司が嫌だったらどうする?病気してやめないといけないとどうする?消防士が嫌になったら?
という視点が欠けてて浅い

話の中で弟が自販機の下や釣り銭忘れないか漁りながら自転車で出勤するエピソードが出てくるんだけど、そういや小学生の頃、自分も友人とそんなことしてたなあと思い出した

結構落ちてるもんだった
50円とか100円とか
ホームレスになったら自販機巡りしようかと思う

最終的にはどっちもどっちな感じで収束するんだけど、どっちがいいかは読者次第

自分は兄の人生のほうがいいと思ったけどね