億男
お金がほしいなあと思っていた中、本屋で見つけ、なんかタイトルにひかれて買った。
家族の借金を肩代わりしていてお金に困っていた主人公の一男が、くじびきであたった宝くじで3億当ててから、物語が本格的に進む
家族にも当たったことは言わず、かつての親友であった九十九にどうしたらいいのか相談する
九十九は起業して成功し、金持ちになっていた。
3億ははした金というくらい資産家になっていたが、一男の相談を受け、3億という現金を一度見た方がいいとアドバイスした。
口座から3億引き出しバッグに詰め、再び九十九を訪ねる。
九十九はお金を使おうと言い、どんちゃん騒ぎをする。
しかし、その翌日、一男の3億円を持って姿をくらます。
一男はショックをうけつつも、九十九の行方を追うべく、九十九のビジネス仲間を訪ねる。
九十九の仲間は皆金持ちであり、一男はその仲間に九十九の行方を尋ねると同時にお金に対する価値観を学ぶ。
お金とは何かをストーリーに沿って学べるというか、考えさせられる、そんな小説
ストーリーも良くて、お金がテーマだっただけに、久々に自分の中でヒットした。
おもしろかった