PK
このタイトルのPKというのは、あのサッカーのPKのことである。
でも物語はサッカーというスポーツを軸にして進むのではない。
冒頭、日本代表のサッカーの試合の情景からはじまる
日本代表の小津はペナルティエリアで敵チームからタックルを受けた
地面にうずくまる小津
PKを蹴るのは怪我をした小津だ
小津は蹴る直前、チームメイトの宇野が話しかける
結果、小津は見事ゴールを決めた
ここで不調だった小津がゴールを決められたのはなぜか?
宇野から何の話をされたのか?
突如物語に登場する、政治家の大臣はそれが気になり秘書に当時のことを調べさせる
一見関係ない小津と大臣を繋ぐものはなにか
それは勇気である
。。。。。
読んだ感想だけど、伊坂氏は主題があるようでよくわからない物語の作品がたまにある
魔王とかもそうだった
数年前はこういうよくわからないところが好きでおもしろかったんだけど、
今読むとだからなんなんだろうっていう感覚が生まれる
小説ってよくわからないところが評価されることを往々にしてある
これもその類だと思った
感想はとくにない