だから日本はズレている
最近本読んでなかったけど、ブックオフにいったらたまたま目についたので買ってみた
360円
日曜朝のまっちゃんの番組にコメンテーターとしてたまにでている古市氏の本
テレビでのコメントも歯に衣着せぬコメントで好き嫌いが別れると思うが、少なくともまっちゃんには気に入られているんじゃなかろうか
出演回数も多そうだし
中身はオリンピック招致についてとか、クール・ジャパンについてとか、ソーシャルメディアについてとか、学歴について古市氏の視点を混ぜて書かれている
年配が読んだら同意できないことが多くありそうだが、自分にとっては概ね同意する内容が多かった
やっぱり学歴は大切だというテーマがあるが、これはやっぱりその通りなんだと思う
よく学歴は関係ないとか、東大は使えないだとかいろいろ意見はあるけれど、結局それが適用されるのは特定の条件下に於いてであることが多い。
就職活動でもそうだが、一般的にはやっぱり学歴は関係すると思う
素性も何も知らない人に対する評価基準のひとつになるからだ。
これは自分の仕事を通して得た実感としての個人的意見だが、大卒と専門卒と高卒ではそれぞれ考え方の広さに差があると思っている
古市氏はそこのところを結構的確に表現していると思う
あと、若者に社会は変えられないというテーマもあったが、これも概ね同意である
入社したときも何も知らない新卒の意見が貴重だとか社長とか上司とか言っていたが、結局意見として聞くだけで具体的にはそのとおりになったことがない
それは新卒ゆえの浅はかな考え方が原因というのもあるが、結局は力を持っている年上が動かないと変わらないのである
大阪の都構想の選挙でも、老人のほうが投票する人が多いので老人の意見が反映された結果となったと言われていた。
単純に数が多いからだ。だからこそ老人とか中高年こそが社会を変えられる
しかしそういう行動はとらないだろう、老い先短いし、自分にとって楽な方を絶対選ぶからだ。
そのくせ若者に期待しているとか言っている
おかしな話である
期待も何も自分たちで変えてみればいいじゃないか
なんていろいろ考えながらよんだ
いろいろ書いたけど、おもしろさでいうとまあまあでした