そうだったのか!中国
数ヶ月前にひとりで海外旅行をした
海外はひとりで行くと何かと不安であるけれど、純粋に旅を楽しむのと旅行経験を積むのもかねて実行した
自分では自分のことを好奇心が結構あると思っているが、案の定海外の文化に触れるとなぜこれはこうなっているのか、なぜこういう文化になっているのか、この国は過去はどうだったのかとか、いろいろ気になり始めてそういう本を探した
自分は台湾に行ったのだが、台湾のことをまったく、何も知らなかった
中国なのかはたまた違うのかそれすらもあいまいだった
台湾は中華民国といわれる
中華人民共和国とは名前が違う
ただ、世界的には一つの国としてはみなされていないようで、中国の一部としてみなされている
自分は旅行に行ったけど、それすらも知らなかったんですよ
単純に観光して楽しかったらいいという意見もありそうだけど、やっぱりそこの国について知るともっと観光も楽しくなったりすると思った
帰国してからそう思ったので現地では無知なまま周っていたわけだけど
中学、高校と世界史とか勉強したけど何にも覚えてなくて暗記しかしてこなかったツケでもあるし、ただの単語の暗記だとストーリー性も皆無でなおさら記憶に残っていない
この池上氏の本が読みやすいとググったら出てきたので購入してみた
読んでみる おもしろい
なるほど中国というのはこういう国だったのかというのを知った
いまさらである
しかし、そういったことをちゃんと知っている人は日本にどの程度いるだろうか
こういう歴史本(中国に限ったことではない)を読んでいると、その流れから人の本質とは何かを感じる
人の本質的なこと?というのは、↓こういうことなのかなとひとりごちた
- 人は本来利己的なものである
- 自分の中(ひとつの思想の中)だけで生きていると極論に走り異常さに気づきにくい
- 所有することは喜びと意欲に繋がる
- 人間は基本は無知であり、教育次第でどうとでもなる
- 共通の敵が現れると仲良くなる
- 死はやはり怖いものである 間違っているとわかっていても生のためならそれに従ってしまう
今まで素通りしていたものが、何かのきっかけで自分に関係するようになると、目につくようになることってあると思う
一人でいった海外旅行はまさにこれだった。いろいろ興味が湧いてきた
中国以外も読んでみたいと思っている