ちょっと今から仕事やめてくる
ブックオフで260円
ストーリー概要
就職して働く青山は、週6日勤務、残業づくしという勤務体系がブラックな企業で働く中で、理不尽な上司に詰められ心身ともに疲れ果て駅のホームで線路に倒れ込もうとしたところ、ヤマモトという男に腕を捕まれ九死に一生を得る
そんなヤマモトと付き合う中で勇気をもらった青山は、体調も回復し、仕事に精を出せるようになったものの、仕事を失敗し再び奈落の底へ
そしてあるきっかけでヤマモトについて調べると、3年前に激務で自殺していたとのニュースを発見する、、、、
一見ミステリーかとおもいきや、全くそんなことはない
物語の最期はタイトル通り、仕事を辞めて新しいスタートをきる話
辛くて辞めたいけどスッと辞めれない現代によくあるサラリーマンの葛藤、そして吹っ切れを描いた作品
つらいのに世間体やら正社員やらを重視して、自分の幸せを放棄して何になるんだという著者の想い(作品として書いているだけで実は想ってないかもしれない)が反映されているような台詞が登場する
自殺を考えるも吹っ切れた青山は上司に退職を告げるとともに周りに問う
「みんなは幸せなんですか?みんなギスギスして働いて満足なんですか?」
そして職場を出るときに、尊敬していた五十嵐先輩が青山へ言葉をかける
「がんばれよ」
それを笑顔でありがとうございますと返す青山
このシーンが出た時、ああーって感じになった
一気に駄作度合いがアップした
この五十嵐先輩ってのは青山の取引先を奪うために裏で青山が失敗するよう仕組み、何も知らない青山の善意をないがしろにして最期は俺がやったんだ、俺に優しくするなって開き直るやつなんですよ
何ががんばれだよ、くそが
って自分なら思うけどなあ
五十嵐ががんばれよって言うのもなんかクサイ感じだし、
それに笑顔で応える青山も痛い
そう感じたのが素直な感想
ビア・ボーイに通じる駄作さがあった作品でした
個人的につまらないストーリーでした
え、ヤマモトの謎?
これも微妙だった
物語に関係あるけど、微妙な内容
その内容について書くのがめんどくさい