悩みどころと逃げどころ
格ゲー神ウメハラと、そんじゃーねのちきりんの対談
たまたまツイッターでこういう本があると知って、本屋に行ったがなかったのでKindleで買った
最初Kindleと本でどっちにしようかなと迷ってて、紙ベースのほうが読みやすいから本にしとくかと思ってたけど仕方なくKindleで買った
とは言うものの、Kindleにも慣れてきたのか結構読みやすくなってきた
Macで読んでて、風呂場でiPadで読んで、寝るときにiPhoneで読む
どこまで読んだか同期取れるので便利
これからKindleで買っていこうかな
この本は、考え方が反対なことが多い二人が学校についてからはじまり、最後に良い人生とはというテーマに移って対談していく
ちきりんは学校なんていかなくていいんじゃないかという主張だが、
ウメハラは学校には行っておいて損はないという考え
とくにウメハラは学歴で嫌な思いもした体験からそういう考えに至った
かたや、ちきりんは一流大卒ながら学校なんて行っても生きにくくなるだけという
何か才能があれば学校で学んでるなんて時間の無駄という
ちきりんは学歴の恩恵を受けた経験が絶対あるはずなんだが、学歴はさほど必要ないというのがなんか読んでて違和感があった
本人がそれを認識していなかったらしょうがないが、認識していないとしたらどんだけ鈍感なんだろうか
ウメハラの意見はとても納得感があった
それは自分もそういうコンプレックスを持っていたから気持ちがよくわかる
ちきりんは自分は学校的価値観から脱皮するのにすごい時間がかかったというが、読んでいると脱せれてないことがよくわかる
ウメハラは才能とかなく普通なら学校は行っとけ派
ちきりんは学校なんかいらず、やりたいことをとことんやって方向転換すればいい派
結局双方自分が歩んできたこととは逆の方向性を勧めている
人間ないものねだりになるのか
ちきりんの言うことも分かる部分はあるが、ちょっと極端すぎる部分が多い
ちきりんはあえて煽るように言っているというが、本心も極端にそう思っているんじゃないかと思う
なんか論点ずれてるような気もする部分もあるし
ちきりんは1回、ホームレスになるくらい貧困生活に陥る経験をすれば、考え方変わると思う
とても苦労した経験がないように見える発言が多い
(いや、実際はあるんだろうけど、苦労の程度の質が軽いのではないだろうか
苦労したから偉いとかそういう意味じゃなく
この本の内容の4分の3はウメハラに同意で、4分の1はちきりんに同意だった