日記ときどき読書感想文

プラス/マイナス思ったことをつらつらと。そのほとんどは思いつきです。

イエス、オフコース

イエスマンって映画をDVDで借りた。

 

 

飲みに誘われて、今日はちょっとといって断ることはないだろうか。

そんなことを続けている人物が主人公。

断り続けるうちに、友は離れ、孤独に生きてんだと罵られているシーンには、自分自身に言われているような胸が痛い感情を抱いた。

 

自分も結構断る事が多い。そうして音沙汰がなくなったこともたくさんある。

ここ最近もそんな気がする。

 

そんな主人公だが、ある自己啓発集会に参加して、イエスと言い続ける日々を送ることになる。

そのさまは、宗教を信じきってしまった、妄信的な信者を連想させる。

しかし、イエスと答えるごとに次々と人生はよくなっていく。

そして最後に軽いどんでん返しがある。

 

この映画から個人的に学べることは、行動することで、何かに触れ、いつもの日常が変わっていくということだ。当たり前だけど。

この物語はイエスという返事と新しい行動がセットになっている。

行動することで、この主人公の交流、知識は広くなっていき、結果として人生がよくなっていく。

 

「人生は遊び場よ」っていうヒロインの言葉が眩しい。

そうだよなあ。人生って遊び場だよなあ。辛いこともあるけれど、何かに抑制されて我慢し続けることはないんだよなあ。

家にこもってばかり、誘いも断ってばかりじゃだめだよなあ。

って考えさせられる映画だった。

 

ダメ出しするなら、最後のしめのワンシーン。

あれは意味がわからないし、個人的にはいらなかったシーンだと思う。

なんか流れが最後の最後でぶった切られた感じがして違和感があった。