人生の軌道修正
中華料理屋で飯を食っていた。
となりの客が常連のようで、頑固そうな親父と会話している。
どうやらひさしぶりに店に顔を出した人のようで、昔話をしている。
誰々はいま何をしてる。こうしてああしてああなったとか。
そのお客は大学生の時にしょっちゅう食べに来ていたんだろう。
学生話をメインに店主と会話している。
なんかその会話を聞いてることが心地よかった。
なんか自分が学生に戻ったような気がしたのだ。
当たり前だけどみんないろいろあるんだなあと、
さびしさと、なつかしさと、なんかよくわからん感情が沸きながら、飯を食った。
そして、今おれは何をしているんだろうと。
いや、仕事はしてるんだが、目標も失った状態で惰性でやっている。
学生の時はもっと希望があったのに。
こうやって時だけが過ぎていくのはつらい。
なんかこう内面からやってみたいという感情が沸くような経験、目標はできないものか。
軌道修正したいなあ。