おひとりさま自衛隊
本屋をぶらついてたらなんとなく目に止まったので購入。
- 作者: 岡田真理
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2013/02/08
- メディア: 文庫
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ほんとに簡単に適当に言うと、自衛隊すげーっていう話。
この本を読んで、予備自衛官という言葉を初めて知りました。
個人的にはそれだけでも価値があった。
内容は、予備自衛官の面接話から始まり、具体的な訓練内容まで書かれている。
この訓練を受けたら、普段からハキハキ喋れるようになれそう。
腹の底から声を出さんと戦闘中に聞こえないから、大きな声を出させる指導とか、規律ある行動をしなければならない環境に入ることで矯正されそう。
簡単にではあるが、自衛隊の知識が要所要所に散りばめられているので、それもまた面白かった。
英語ではSelf Defence Forceといったり、自衛隊向けのSDFカップヌードルが存在していたり、軍手と言わずに手袋と軍という言葉を避けて言い換えた言葉があるなど、知らないことが多かった。
著者は面白おかしく書いていたりするところもあるんだけど、これ実際参加してたらかなり大変なんだろうなと行間から感じた。
自衛隊の人、自衛隊で続けていられる人はすごいんだなというのが伝わってきた。
なんか読み終わった後、自衛隊の方ありがとうございますって気持ちになった。
関係ないけど、著者が視力2.0というのが心底うらやましい。
カップヌードル食いたくなったから買いに行くか。