牛を屠る
なんとなく目についたので買ってみた。
屠殺場で働いていた著者がその経験を元に構成されている。
屠殺というのは使っちゃいけない言葉のようらしいが、
著者は屠殺という言葉がしっくりくるとのことで、それを使用している。
著者は北海道大学を卒業していることも有り、企業の面接時には事務仕事で来てくださいとのことだったようだが、著者はなぜか牛や豚を解体する現場の仕事を希望する。
牛の解体は人がナイフを使って皮を剥いだりするらしく、極めるとまさに職人になるようだ。
勝手にまとめるとこの本は、
豚と牛の解体する流れを著者の経験談を元にまとめたものといえるだろう。
当たり前のように食べてる豚や牛はこういう風にして解体して食卓に乗っているんだと思うと、なんかそれは結構大変なことなんだと感じた。
そりゃあ生き物を殺してそれを食べるとなれば、当然血も出るし、臭いもあるよなあ
いつもはそれを意識しないまま食べてしまっているけど、それを行う現場は大変だというのが汲み取れた。